院長あいさつ

近年、ペットであり伴侶動物として生活を共にしてきた動物たちの存在はとても大きく、かけがえのない家族の一員となり、家族同然となっています。
しかしながら、飼育環境の変化、飼い主様との距離や時間の過ごし方の変化に伴い、病気や症状は多様化しており、一度だけでの診察では判断や診断が困難な場合もめずらしくありません。
治療と一言でいっても、治すのは治療薬ではなく動物自身の身体であると私は考えております。患者である動物たちの飼育環境や周りの人間の協力なくしては、同じ治療を行ってもうまくいかない場合もあります。
そのため、「飼い主様と二人三脚での治療」をおこなうことが重要だと思っています。
飼い主様ご家族と共に、奇跡的な出会いにより生活を共にすることになった動物たちとの絆を、最後まで見守り応援させていただければと思っております。